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171_昭和基地の暮らし_Life at Showa station
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みなさんはどんな仕事をしていますか?サラリーマンとして会社に勤めている人や、私のようにフリーランスとして活動している人、また学生として勉強に励んでいる人や家族の世話をしている人など、さまざまだと思います。今日は、普段なかなか聞くことのできない、とても特別な場所のお話をしたいと思います。日本の南極観測隊が活動の拠点としている「昭和基地」での暮らしです。
南極には世界中の国の観測基地がありますが、「昭和基地」と呼ばれる日本の基地は、1957年に設立された歴史ある場所です。ちなみに、昭和基地で観測隊の人々が何をしているかというと、その重要な仕事の一つには気候変動の研究があります。50センチずつ氷のコアを採取し、それを分析することで、江戸時代中期から現在までの気候変動を復元することができるんだそうです。地道な作業ですが、予測不可能な環境変動に備えるための大切なデータとなります。
では、そこで働く人たちは、どんな生活を送っているのでしょうか。
南極観測船「しらせ」に乗船して、氷の世界を進んで基地に到着すると、その工夫された暮らしぶりに驚くと思います。例えば、水の確保。ここでは船のエンジンの熱を利用して雪を溶かし、水を作っています。食事も興味深いですよ。例えば、毎週金曜日はカレーの日と決められています。これは、曜日感覚を忘れないようにするためだそうです。また、食材はすべて冷凍保存。といっても、南極の寒さを利用した自然な保存方法です。基地内では環境への配慮も徹底していて、ガラス瓶専用の粉砕機があるなど、ゴミの分別が細かく行われています。時には埋立地から巨大なタイヤなどが発掘されることもあるそうです。
また、隊員たちが助け合って生活しているのもすばらしいと感じました。基地には床屋さんがあって、隊員同士で髪をカットします。ちなみに、髪型は坊主かロングか、中には南極で派手な髪色に染める人もいるそうです。そして夜。世界最南端の居酒屋とも言えるバーでは、ウイスキーが人気です。カクテルを作るのは専門家ではなく、趣味で担当する隊員たち。時にはレシピにないオリジナルカクテルを作ることもあります。それから、特別な行事も欠かしません。クリスマスにはケーキを、節分には恵方巻きを楽しみます。ただし、南極では恵方巻きを食べる際の方角に、みんなで頭を悩ませたりもします。
一方、基地の外はどんな環境なのかというと、なんと気温がマイナス123度にまで下がるんだそうです。また、白夜の季節は夜10時でも明るく、時間感覚が少しずつ変わっていきます。時にはブリザードに見舞われ、外出注意令が出ることも。そんな時は建物間の移動もライフロープを使い、複数人で慎重に行動します。強風で扉が押される中、前の人から順番に声を掛け合いながら進みます。
観測隊の隊員たちは、互いに協力しながら観測と設営作業に励んでいるんですね。みなさんは、このような極限の地での生活を想像できますか?
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南極には世界中の国の観測基地がありますが、「昭和基地」と呼ばれる日本の基地は、1957年に設立された歴史ある場所です。ちなみに、昭和基地で観測隊の人々が何をしているかというと、その重要な仕事の一つには気候変動の研究があります。50センチずつ氷のコアを採取し、それを分析することで、江戸時代中期から現在までの気候変動を復元することができるんだそうです。地道な作業ですが、予測不可能な環境変動に備えるための大切なデータとなります。
では、そこで働く人たちは、どんな生活を送っているのでしょうか。
南極観測船「しらせ」に乗船して、氷の世界を進んで基地に到着すると、その工夫された暮らしぶりに驚くと思います。例えば、水の確保。ここでは船のエンジンの熱を利用して雪を溶かし、水を作っています。食事も興味深いですよ。例えば、毎週金曜日はカレーの日と決められています。これは、曜日感覚を忘れないようにするためだそうです。また、食材はすべて冷凍保存。といっても、南極の寒さを利用した自然な保存方法です。基地内では環境への配慮も徹底していて、ガラス瓶専用の粉砕機があるなど、ゴミの分別が細かく行われています。時には埋立地から巨大なタイヤなどが発掘されることもあるそうです。
また、隊員たちが助け合って生活しているのもすばらしいと感じました。基地には床屋さんがあって、隊員同士で髪をカットします。ちなみに、髪型は坊主かロングか、中には南極で派手な髪色に染める人もいるそうです。そして夜。世界最南端の居酒屋とも言えるバーでは、ウイスキーが人気です。カクテルを作るのは専門家ではなく、趣味で担当する隊員たち。時にはレシピにないオリジナルカクテルを作ることもあります。それから、特別な行事も欠かしません。クリスマスにはケーキを、節分には恵方巻きを楽しみます。ただし、南極では恵方巻きを食べる際の方角に、みんなで頭を悩ませたりもします。
一方、基地の外はどんな環境なのかというと、なんと気温がマイナス123度にまで下がるんだそうです。また、白夜の季節は夜10時でも明るく、時間感覚が少しずつ変わっていきます。時にはブリザードに見舞われ、外出注意令が出ることも。そんな時は建物間の移動もライフロープを使い、複数人で慎重に行動します。強風で扉が押される中、前の人から順番に声を掛け合いながら進みます。
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